更新日: 2021年09月29日

【解説】ニキビ発生の原因や対策方法は?正しいスキンケア手順&おすすめ化粧品を紹介

寝不足やストレスが続くとできる「ニキビ」。顔に増えると憂鬱な気分になる上、人に会うのも嫌になりますよね。こうしたニキビを防いだりケアをする際に重要なのが「スキンケア」です。そこで今回はニキビ発生のメカニズムを解説するほか、ニキビの正しいケア方法とおすすめのニキビケア用品を紹介します。参考にして、自分の肌をニキビから守りましょう。

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大きく分けて2種類あるニキビのタイプ

正しいニキビケアを行うために、まずは自分のニキビの「種類」について知ることが大事です。

自身の肌について知らないまま間違ったケアをしてしまうと、本来なら簡単に治るはずのニキビが長期化してしまうこともあります。
ここでは、大きく分けて2種類あるニキビの種類について解説します。

ニキビの種類①思春期ニキビ

ニキビは若い人にできるもの、といったイメージを持ってる人は多いのではないでしょうか?

実際に10代や20代の若い人の肌は皮脂の量が多く、ホルモンバランスも乱れがちです。
そのため個人によって症状は様々ですが、多くの人がニキビに苦しめられています。

対策としては、ここで紹介する正しいケアを実践するのも大事ですが、「気にし過ぎない」ことも一つの方法!
むやみに触る・つぶすなど刺激を与えると、ニキビ跡として一生消えなくなる場合があるので、やめましょう。

ニキビの種類②大人ニキビ

思春期を過ぎて大人になってもニキビができることがあります。

大人ニキビは多くの場合、寝不足や脂っこいものの食べすぎなど、生活習慣の乱れが原因です。

スキンケアを徹底して毛穴の詰まりや炎症を防ぐことも重要ですが、根本的な原因を取り除かなければ何度も繰り返してしまいます。

すなわち、スキンケアと同時に規則正しい生活と栄養バランスのとれた食事を心掛けることが大事です。

知っておきたいニキビの知識①ニキビ発生のメカニズム

思春期ニキビと大人ニキビでは根本的な原因が異なりますが、どちらもニキビの症状は3つのステップで起こります。

①肌の毛穴が皮脂によって詰まってしまう
②皮脂詰まりをエサとしてアクネ菌が増殖する
③増殖したアクネ菌が肌に炎症を引き起こす

といったメカニズムです。

そのためニキビのケアには、①皮脂汚れをしっかりと取り除くこと、②アクネ菌を増殖させないこと、③肌の炎症を予防することの3つが重要と言えます。

知っておきたいニキビの知識②殺菌成分はニキビが酷い時の特効薬

上記の通り、ニキビの原因の1つに、「アクネ菌」という菌が皮脂をエサとして増殖してしまうことが挙げられます。
そのためニキビ予防を目的とした化粧品は、アクネ菌を退治するための殺菌成分が配合されたものが多いです。

こうしたニキビケアは即効性が高く、ニキビが酷くてお悩みの際にはおすすめです。

しかし注意点は、私たちの肌にはアクネ菌の他にも様々な「常在菌」と呼ばれる菌が住みついていること。
常在菌は悪い働きをするものではなく、むしろ私たちの肌を正常にメンテナンスする働きをします。

ニキビがそれほど酷くないにもかかわらず殺菌を行うと、大切な常在菌を殺菌してしまうことに繋がるので、殺菌成分配合の化粧品は、悪化したニキビへの「特効薬」と考えておきましょう。

知っておきたいニキビの知識③洗顔とクレンジングはさっぱり&低刺激で

皮脂の詰まりはニキビ肌にとって大敵なので、しっかりと取り除くことが大切です。

しかし、ゴシゴシと擦ったり洗浄力の強すぎる洗顔料やクレンジングは炎症を引き起こし肌を傷つける可能性があるので、気をつけましょう。

皮脂やメイクは落とせる範囲で、出来る限り低刺激のものを選ぶことをおすすめします。

知っておきたいニキビの知識④油分はニキビの原因に!

保湿をしっかりと行うことは、肌をストレスから守るため、ニキビにとって非常に大切なことです。

一方で、油分は皮脂と同様にアクネ菌の大好物でもあります。
そのためニキビが気になる場合は乳液やクリーム、オイルなどの付けすぎを控えましょう。

もちろん、食事も脂っこいものは控えるのがベストです。

知っておきたいニキビの豆知識⑤最新のトレンドは「グリセリンフリー」

古くから保湿剤として用いられている、「グリセリン」。非常に多くのスキンケア用品に使用されている成分です。

しかし、そんなグリセリンは、最新の研究ではアクネ菌のエサとなり、増殖を引き起こしてしまうとされています。
そのため、近年ではグリセリンを用いない「グリセリンフリー」のスキンケアがトレンドに!

ただ、もともとグリセリンは非常に優秀な成分なので、完全に避けることは難しいのが現状。
そのため、化粧品の裏に記載された成分表をチェックし、他の成分と比較してみるのもおすすめです。

知っておきたいニキビの豆知識⑥抗炎症成分で毛穴の炎症を防ごう!

ニキビケアを目的とした薬用化粧品には大きく分けて3種類あります。

①殺菌成分によってアクネ菌の増殖を抑えるもの
②抗炎症成分によって毛穴の炎症を予防するもの
③両方を兼ね備えたもの

です。

殺菌成分は効果が分かりやすいものの使いどころが難しいのに対し、抗炎症成分は効果がゆるやかな一方、殺菌成分のあるものよりも気軽に使用しやすい傾向にあります。

殺菌成分を用いたケアでニキビが落ち着いてきたら、抗炎症成分を用いたケアに切り替えるのがおすすめです。

肌質や成分で選ぶニキビ肌におすすめの化粧品6選!

<洗顔料>

ソフトスクラブで古い角質や余分な皮脂を洗い流す「プロアクティブ+スキンスムージングクレンザー」

ザ・プロアクティブカンパニー
プロアクティブ+スキンスムージングクレンザー
4,920円〜

『プロアクティブ』では独自技術である『スマートターゲットテクノロジー』を採用し、殺菌成分である『サリチル酸』を効果的に作用させます。「スキンスムージングクレンザー」は、肌に優しいジェル洗顔でありながら、つぶつぶのスクラブによってニキビに嬉しい洗浄力をプラス。ニキビが気になる際の洗顔料にピッタリです。

肌質 普通肌 商品タイプ ジェル
内容量 120g、180g 主な成分 サリチル酸、オウバクエキス、アロエエキス、ほか

皮脂のベタつきをしっかり落とす「キュレル皮脂トラブルケア泡洗顔料」

花王
キュレル皮脂トラブルケア泡洗顔料
1,000円〜

「キュレル皮脂トラブルケア泡洗顔料」は殺菌成分ではなく抗炎症成分を配合し、優しくニキビを予防します。適度な洗浄力はありつつ肌本来の潤いは守るので、毎日の洗顔に使いやすい商品です。手軽なポンプ式なのも嬉しいポイント。

肌質 乾燥性敏感肌 商品タイプ ムース
内容量 150ml 主な成分 グリチルリチン酸2K、グリセリン、ソルビトール液、ほか

肌への負担を最小限に洗い上げる「オードムーゲ メイク落としジェル」

小林製薬
オードムーゲ メイク落としジェル
960円〜

『小林製薬』の「オードムーゲ メイク落としジェル」は、ジェルとしては高い洗浄力で、メイクをスッキリと落とします。ダブル洗顔も不要です。こちらは薬用化粧品ではありませんが、肌のコンディションを整えるために有効な「グリチルリチン酸2K」が配合されています。

肌質 ニキビ肌 商品タイプ ジェル
内容量 130g 香り
主な成分 ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、グリチルリチン酸2K、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ほか

<化粧水・保湿ジェル>

皮脂のバランスを整え、繰り返すニキビやトラブル肌をケアする「アクネスラボ 薬用ローション」

ネイチャーラボ
アクネスラボ 薬用ローション
1,454円〜

「アクネスラボ」は、ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑えることを目的とした化粧水です。殺菌成分である『イソプロピルメチルフェノール』がアクネ菌を退治し、抗炎症成分である『グリチルリチン酸ジカリウム』が毛穴の炎症を予防します。アクネ菌のエサとなるグリセリンの配合量も控えめで、思春期ニキビ・大人ニキビ問わず使いやすい化粧水です。

肌質 敏感肌 商品タイプ 化粧水
内容量 150ml 香り
主な成分 イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウム、ニコチン酸アミド、ほか

皮脂のベタつきによる肌トラブルに「キュレル 皮脂トラブルケア化粧水」

花王
キュレル 皮脂トラブルケア化粧水
1,413円〜

『キュレル』の化粧水には肌の炎症を予防する『アラントイン』が配合されており、少し落ち着いてきたニキビ肌にピッタリです。中でも「皮脂トラブルケア」タイプは高保湿でありながらグリセリンの配合量が少なく、ニキビ肌に適した化粧水となっています。

肌質 乾燥性敏感肌 商品タイプ 化粧水
内容量 150ml 香り 無香料
主な成分 アラントイン、BG、ベタイン、グリセリン、ユーカリエキス、ほか

肌になじませるだけで角質層に浸透し、潤いを与える「M-mark アミノ酸浸透ジェル」

松山油脂
M-mark アミノ酸浸透ジェル
1,375円〜

「M−mark アミノ酸浸透ジェル」は、ニキビ肌に嬉しいオイルフリー・グリセリンフリーでありながら、たっぷりのアミノ酸が高い保湿効果を与えてくれます。薬用化粧品ではありませんが、その分ニキビが治った後も使い続けられるのがポイントです。

肌質 全肌質 商品タイプ ジェル
内容量 150ml 香り 無香料
主な成分 グルタミン酸、ヒアルロン酸Na、ポリグルタミン酸、ほか

自分に合ったスキンケアでニキビを防ごう

今回はニキビができるメカニズムや対策を紹介しました。

肌質によって様々な化粧品が発売されているので、自分の症状や肌質に合わせて、自分に合ったスキンケアグッズを選んでみてください。
商品名 商品画像 サイト 肌質 商品タイプ 内容量 主な成分 香り
プロアクティブ+スキンスムージングクレンザー
公式サイト
普通肌 ジェル 120g、180g サリチル酸、オウバクエキス、アロエエキス、ほか -
キュレル皮脂トラブルケア泡洗顔料
公式サイト
乾燥性敏感肌 ムース 150ml グリチルリチン酸2K、グリセリン、ソルビトール液、ほか -
オードムーゲ メイク落としジェル
公式サイト
ニキビ肌 ジェル 130g ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、グリチルリチン酸2K、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ほか
アクネスラボ 薬用ローション
公式サイト
敏感肌 化粧水 150ml イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウム、ニコチン酸アミド、ほか
キュレル 皮脂トラブルケア化粧水
公式サイト
乾燥性敏感肌 化粧水 150ml アラントイン、BG、ベタイン、グリセリン、ユーカリエキス、ほか 無香料
M-mark アミノ酸浸透ジェル
公式サイト
全肌質 ジェル 150ml グルタミン酸、ヒアルロン酸Na、ポリグルタミン酸、ほか 無香料
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