更新日： 2021年12月06日

機能別大手メーカーのおすすめ粉洗濯洗剤5選！粉末洗剤は「皮脂汚れ」に強い

洗濯洗剤には大きく分けて粉末洗剤、液体洗剤があります。同じ洗濯洗剤とはいえ粉末と液体には違いや特徴があり、目的によって粉末洗剤を使っている人と液体洗剤を使っている人がいます。今回は洗濯洗剤の特徴や液体洗剤との違いを交え、粉洗濯洗剤のおすすめをご紹介します。

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粉末洗剤の良さは「皮脂汚れ」に強いこと

粉末洗濯洗剤の良さは「皮脂汚れ」に強いことです。粉末洗濯洗剤の多くは、「皮脂汚れ」に強い「弱アルカリ性」の洗剤となっています。皮脂汚れは酸性なため、その反対であるアルカリ性は汚れを落とす働きをします。

そして、1回あたり洗濯に使用する洗剤コストが若干低い

また、粉末洗剤は若干ながら、液体洗濯洗剤よりも1回あたりの洗濯に使用する洗剤コストが安い事があげられます。ただし、液体洗剤はすすぎが1回であるのに対し、粉末洗濯洗剤はすすぎが2回推奨とされているので、トータルのコスト差は誤差かもしれません。

粉末洗濯洗剤の選び方

ドラッグストアやスーパー、オンラインサイトなど、様々な粉末洗濯洗剤が販売されていますが、下記の3つを中心に商品を選んでみると良いでしょう。
・洗浄力
・消臭力、香り
・コスト

成分配合をみて洗浄力を比べよう

洗浄力は上述したとおり、粉末洗濯洗剤の場合は弱アルカリ性のものが多いです。加えて、見てほしいのが配合成分です。下記の成分が入っているかを見てみましょう。界面活性剤の濃度が濃ければ分解力が強いか、というとそうではないので注意です。

・界面活性剤...繊維に馴染みやすくし、油やススのような粉を水中に分解する
・酵素...繊維の奥の脂汚れや、たんぱく質汚れを分解し、落としやすくします
・蛍光増白剤...紫外線が当たると青紫色を発行する染料の一種。白さを補う
・漂白剤...汚れや色素を科学的に分解します

身の回りの製品に含まれる化学物質シリーズ（製品評価技術基盤機構化学物質管理センター）

消臭力や香りを比べよう

洗浄力に続いて気になるのが消臭力。消臭力がある粉末洗濯洗剤を選ぶ場合「菌」に関する訴求やワードが書かれているものまたは、漂白剤が入っているものを選んでみましょう。

生乾きの洗濯物などの嫌な匂いの原因は「雑菌」です。汚れが落ちきらなかったり、乾ききらないまま時間が経過してしまったりすると雑菌が繁殖します。

また、洗濯物が仕上がった後の香りも気になるところです。せっけんの香りや、フローラルな香りなど、商品によって様々です。気になる香りの商品を選んでみましょう。

洗濯にかかるコスト比べよう

最後はコスト（製品価格）です。洗濯洗剤は消耗品で繰り返し毎日使うものなので、できる限り安く済ませたいところですよね。

粉末洗濯洗剤は、上述しましたが、液体洗濯洗剤よりも若干1回あたりの洗剤コストが安く済むのが特徴。液体洗剤は平均すると11円前後（当社調べ）に対し、粉末洗濯洗剤は8円前後（当社調べ）とコストが低いです。1回あたりの洗濯で使う洗剤のコストはどれくらいかかるかを比べてみましょう。